パソコンのメンテナンスって何するの?必要性・具体例を紹介

パソコンは大変便利なコンピューターですが、使っているうちに重くなったり、突然電源が入らなくなったりと不具合が起こった経験もあるのではないでしょうか。

メンテナンスを行うことで、より長くパソコン本来の機能性を保ったまま快適に利用することができます。

この記事では「パソコンが重くなったから解消したい」「法人パソコンのメンテナンスをしたいけれど、具体的にどんなことをするの?」という疑問を持たれている方に向け、パソコンにおいてのメンテナンスとは何か、具体的な内容も踏まえてご説明いたします。

メンテナンスとは

メンテナンスの意味

「メンテナンス(maintenance)」とは「維持」「保守」という意味です。

ITにおいてのメンテナンスはシステムの保守を指すことも多いですが、ここではパソコンのメンテナンスに関してご説明いたします。

メンテナンスの必要性

パソコンにおいても定期的なメンテナンスは重要です。メンテナンスを怠ると故障や起動、動作が遅くなる原因となります。

また、ハードウェア(パソコン本体等)にほこりがたまることで、劣化が進み故障の原因になることも考えられます。

故障の予防だけではなく、本来のパフォーマンスを持ってパソコンを使用するためにも、メンテナンスは不可欠です。

パソコンのメンテナンスの具体例

ハードウェア(パソコン本体)のメンテナンス

ハードウェア(パソコン本体)観点のメンテナンスには下記のようなものがあります。

  • クリーニング
  • パソコンの放電

クリーニング

パソコン本体外部のほこりをふき取ることもメンテナンスに繋がります。

また、本体内部のほこりも時間経過によってたまっていきます。冷却機能やファンの機能性の低下に繋がるため、定期的な掃除が必要です。

ですが、パソコンは精密機械のため知識無く行うと故障する可能性もあります。

社内で実施するのが不安な場合、内部のクリーニングは他社業者へ委託することをおすすめします。

当サービス、オフィスドクターでもパソコンクリーニングを請け負っております。

パソコンの放電

パソコンは日常的に使用していると帯電します。帯電していると電源が付きにくくなります。

放電し、内部にこもっている電気をなくすことで、解消します。

ソフトウェアのメンテナンス

ソフトウェア観点のパソコンのメンテナンスには下記のようなものがあります。

  • バックアップ
  • プログラムの最新アップデート
  • クリーニング
  • ディスクデフラグ
  • チェックデスク
  • ウイルスソフトスキャン

バックアップ

パソコンの故障によりデータの突然の破損や消失が発生する場合があります。

データを別所にバックアップを行うことで、万が一の際にも復旧を行うことができます。また、データを分散することは災害時の情報の紛失を防ぐことができ、BCP対策にもなります。

当サービス、オフィスドクターには追加オプションでご利用いただける有人管理のデータセンターがあり、データのバックアップ管理の一つとしてご利用いただけます。

データのバックアップだけでなく、サーバーのホスティングとしても可能です。お困りの企業さまはぜひ、ご利用ください!

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プログラムの最新アップデート

プログラムを最新の状態に更新します。

問題なく動作するため更新しなくてもいいと思われるかもしれませんが、セキュリティの面でもプログラムの更新は重要になります。

プログラムがアップデートをされる際にはセキュリティの脆弱性を対策するプログラムが新しく更新されます。そのため、更新しなければ、最新の状態よりもサイバー攻撃を受けやすいパソコンになってしまいます。

セキュリティ対策を徹底するためにも、プログラムの更新を行いましょう。

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また、アプリケーションの不具合が発生した場合、最新バージョンにアップデートすることによって解消される場合もあります。

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クリーニング

ディスクを圧迫している不要なファイルを削除し、ディスクの空き容量を増やします。

Windowsには「ディスククリーンアップ」という機能が搭載されており、起動することで不要なファイルの圧縮削除を行ってくれます。

また、使わないアプリケーションも手動で削除することで、ディスクの容量を圧迫することを防ぎ、動作を軽くすることができます。

「とりあえず入れているだけ」というプログラムは極力アンインストールし、不要なデータがディスクに残らないようにしましょう。

ディスクデフラグ

「デフラグ」とは「デフラグメンテーション(defragmentation)」の略で、データの位置の再配置を行い、断片化していたデータを連続的なものにすることを指します。

最適化とも呼ばれます。つまりはディスク内部の整理を行うことです。

Windowsにはデフラグ機能が搭載されているため、ツールをインストールする必要はありません。

デフラグを行うことで、動作や読み込みを早めることができます。

チェックデスク

ディスク内のファイルのエラーを調査、修復します。

ウイルスソフトのスキャン

ウイルス対策ソフトをインストールします。定期的にスキャンを行うことで、ウイルスやスパムの検出、対策を行います。

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メンテナンスについて

パソコンのメンテナンスについて紹介しました。

  • パソコンの定期的なメンテナンスを怠ると故障や動作が遅くなる原因となる。
  • メンテナンスはハードウェア観点とソフトウェア観点があり、どちらも必要。
  • 例としてはクリーニング、放電、プログラムのアップデートやデフラグを行うことが上げられる。

パソコンは精密機械ですので、自社でのメンテナンスやクリーニングが難しい場合は他社業者に依頼するのもいいでしょう。

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