コンピュータウイルスとは?【感染対策を7つご紹介】

個人情報の流出などコンピュータによるセキュリティの問題は尽きません。

その原因の一つとして「コンピュータウイルス」があります。

ですが、実際にコンピュータウイルスとはどのようなものなのでしょうか。

また、コンピュータウイルスも実際のウイルスと同様に、対策できます。

一般的なものとして、ウイルス対策ソフトの導入が上げられますが、その他にも不審なメールを開かないようにするなど、個人でできる対策もあります。

この記事では「コンピュータウイルスの対策をしたい」「そもそもコンピュータウイルスって何?」という方に向けて、コンピュータウイルスとは何か、その対策に関して解説いたします。

コンピュータウイルスとは

コンピュータウイルスとはその名の通り、ウイルスのようにIT機器間、インターネット上から広がる不正なプログラムです。

パソコンに限らず、タブレット端末などにもウイルス被害にあう可能性もあります。

経済産業省では次のように定義されています。

(1) コンピュータウイルス(以下「ウイルス」とする。)
第三者のプログラムやデータべースに対して意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラムであり、 次の機能を一つ以上有するもの。

(1)自己伝染機能
自らの機能によって他のプログラムに自らをコピーし又はシステム機能を利用して自らを他のシステムにコピーすることにより、 他のシステムに伝染する機能
(2)潜伏機能
発病するための特定時刻、一定時間、処理回数等の条件を記憶させて、発病するまで症状を出さない機能
(3)発病機能
プログラム、データ等のファイルの破壊を行ったり、設計者の意図しない動作をする等の機能

引用元:経済産業省 「コンピュータウイルス対策基準」 公開日:2022/11/25

コンピュータウイルスに感染すると

パソコン上で画像が表示されたり音声が流れたりといたずら目的のウイルスもありますが、個人情報が不正に抜き取られてしまったり、感染した機器が故障する可能性があります。

また、ウイルスに感染したパソコンをそのまま使用した場合、気づかぬうちに他のパソコンにウイルスをばらまいてしまい、自分が感染に加担してしまう可能性があるため、企業への信頼性の観点から見ても、ウイルス対策は必要です。

コンピュータウイルスの対策

基本的なコンピュータウイルスの対策についてご紹介いたします。

  • ユーザーによる予防策
  • ソフトウェアによる予防策
  • ハードウェアによる予防策
  • 感染時の対策

ユーザーによる予防策

怪しいページを閲覧しない

webページにアクセスしただけで自動的にウイルスをダウンロードしてしまうような巧妙な手口も横行しています。

不審なページにはアクセスしないように注意しましょう。

怪しいメール・ファイルを開かない

メールや添付ファイルを開いただけでウイルスに感染してしまう場合もあります。

見知らぬメールやファイル名などが怪しい添付ファイルは不用意に開かないことが重要です。不審なメールはそのまま削除します。

外部メモリ/ストレージの接続に注意

USBメモリ/SDカードなどのフラッシュメモリーや、ポータブルHDD/ポータブルSSDなどの外部ストレージなど、USB接続の機器からウイルス感染することも少なくありません。

所有者の分からないUSBなど信頼のおけないものは使わないようにしましょう。

ソフトウェアによる予防策

OS・ソフトウェアを最新状態にアップデートする

OSやインストールしているソフトウェアを最新状態にアップデートしましょう。

バージョンの古いOSやソフトウェアには脆弱性が残されています。

常に最新の状態にすることで脆弱性を防ぎます。

セキュリティソフトをインストールする

セキュリティソフトを導入することで不審なプログラムがないかチェック、ウイルスが含まれる場合の対処を行うことができます。

定期的にウイルスソフトでスキャンを行い、パソコンのメンテナンスを行いましょう。

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ハードウェアによる予防策

サーバーの設定を強化する

SPF・DKIM・DMARCなどのドメイン認証技術によって、なりすましメールからのウイルス感染を防ぐこともできます。

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感染時の対策

バックアップ・世代管理を行う

こちらはウイルスに感染してしまった場合の対策になりますが、万が一ウイルスに感染してファイルが破損した場合もバックアップや世代管理を行っておくことで、ウイルス感染以前の状態に復旧できます。

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コンピュータウイルスについて

コンピュータウイルスについて解説いたしました。

  • 「コンピュータウイルス」とはウイルスのようにコンピュータに感染する不正なプログラム。
  • ウイルスに感染すると個人情報が抜き取られたり、コンピュータの故障に繋がる。
  • 対策としては、セキュリティソフトの導入だけでなく、怪しいファイル、ページを開かないなど個人で対策できる点もある。

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