「アイテムを開いている間に Outlook が閉じました」を表示させなくする方法【Outlook】

メールソフト「Outlook」をご利用されているお客さまから、こんなご相談をいただきました。

お客さま
Outlookのメッセージが消えない!ソフトウェア自体は問題なく使えてるけど…。
オフィスドクター
オフィスドクターは業務に大きな支障がないような、小さなトラブルでも解決します。お任せください!

この記事では、Outlookでメッセージが表示されるトラブルについて、情シスのアウトソーシングサービスオフィスドクターが対応したトラブル事例を元に、解決方法をご紹介いたします。

Outlookのメッセージが表示されるトラブル

トラブル内容

お客様のトラブル内容は次の通りです。

  • Outlook上で「アイテムを開いている間にOutlookが閉じました。前回のセッションからそれらのアイテムを再開しますか?」とのメッセージが毎回表示される。
  • メッセージは表示されるがOutlookは利用できる。

対応策

調査したところ複数の対応策がありました。ここでは以下の3つの方法を紹介いたします。

  • 対応策1:設定の変更をする。
  • 対応策2:スタートメニューからOutlookを開く。
  • 対応策3:レジストリの変更をする。

順を追って解説します。

オフィスのITトラブルをまとめて解決したい方は、月額19,800円の少額から始められる情報システム部のアウトソーシングサービス「オフィスドクター」の利用をご検討ください!

資料請求はこちら

対応策1:設定の変更

こちらの対処方法はサブスクリプション版のMicrosoft365(Office365)のみ有効です。

Outlookの設定を変更してメッセージを表示させなくする方法です。以下の順で操作します。

  1. 左上の「ファイル」を押下
  2. 左下の「オプション」を押下
  3. 「全般」タブを押下し、「起動時の設定」の項目の設定を変更

順を追って詳しく解説します。

「ファイル」を押下

左上のメニューから「ファイル」タブを押下します。

「オプション」を押下

「ファイル」のメニュー中の「オプション」を押下するとオプションが開きます。

設定を変更

「全般」タブを押下し「起動時の設定」の項目の中から「以前のアイテムを再度開かない」を選択し「OK」ボタンを押下します。

以上で、設定完了です。

対応策2:スタートメニューからOutlookを開く

Outlookを開いてメッセージを表示させなくする方法です。

Outlookを立ち上げ後、もう一度スタートメニューから別ウィンドウのOutlookを立ち上げます。

2つのOutlookが立ち上がりました。
開いたOutlookを両方閉じることで、次回以降メッセージが表示されなくなります。

対応策3:レジストリの変更

レジストリの変更をするとPCの設定によって影響範囲が異なり、最悪の場合Windowsが立ち上がらなくなるなど致命的な不具合が発生する場合があります。作業の際には自己責任でお願い致します。
Outlookのレジストリを変更してメッセージを表示させなくする方法です。以下の順で操作します。
  1. レジストリエディターを開く
  2. 新しく「DWORD(32ビット)値」を追加
  3. 値の名前を変更
  4. 「ReopenWindowsOption」値のデータを変更

レジストリエディターを開く

スタートボタンを右クリックし「ファイル名を指定して実行」を押下し「regedit」と入力します。

「OK」を押下し、レジストリエディターを開きます。

「DWORD(32ビット)値」を追加

左側のフォルダー一覧から、下記の階層を開きます。

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Preferences

右側の項目欄にて右クリックし「新規」⇒「DWORD(32ビット)値」を選択し、値を追加します。

 

値の名前を変更

項目欄に追加された「新しい値#1」を右クリックし「名前の変更」を押下し、下記の名前へ変更します。

ReopenWindowsOption

「ReopenWindowsOption」値のデータを変更

変更した「ReopenWindowsOption」を右クリックし「修正」を押下し、DWORD(32ビット)値の「値のデータ」を「1」に変更します。

以上で、変更完了です。

元に戻す場合は追加した「ReopenWindowsOption」の「値のデータ」を「0」にしてください。
オフィスドクター
いずれかを試すことで、Outlookのメッセージを非表示にできます。

Outlookのメッセージについて

今回はOutlookのメッセージが消えない場合の対処法について解説いたしました。紹介した対処方法は以下の3つです。

  • 設定の変更をする。
  • スタートメニューからOutlookを開く。
  • レジストリの変更をする。

記事を読んだものの「メッセージが消えない…」「レジストリの変更はリスクが発生しやすいので、プロに任せたい」などお困りの企業さまはぜひ、当サービス、オフィスドクターの利用をご検討ください!

オフィスのITトラブルをまとめて解決します。

オフィスドクターは月額19,800円の少額から始められる情報システム部のアウトソーシングサービスです。

詳しいサービス内容はこちら!

オフィスでのITトラブルを
まとめて解決!

「オフィスドクター」はITのお困り事をなんでも解決する情シスのアウトソーシングサービスです。

弊社の正社員エンジニアがご訪問・お電話で対応します。

なんと月額19,800円からご利用可能です!

まずはお気軽にご相談ください。

\お電話でのご相談はこちら/
0120-262-242
\資料請求も可能です!/
お問合わせフォームへ
「オフィスドクター」を運営するメディアファイブ株式会社は1996年創業のシステム開発会社です。
最新情報をチェックしよう!
>月19,800円から始められるITアウトソーシング

月19,800円から始められるITアウトソーシング


「オフィスドクター」とは、上場企業のメディアファイブが運営する、ITアウトソーシング(ITO)サービスです。お客様のオフィスで発生するITの「分からない」「困った」を解決します。
IT予算が厳しい中小企業を応援するため、月額19,800円という低額プランからの料金体系で、九州・福岡エリアでは既に運営10年以上、月間100社を超えるお客様にお付き合いいただいております。現在は、地場である福岡に加えて、東京でもサービスインし、リモート形式では全国のオフィスを対象にサービスを展開しています。
まずはお気軽にご相談ください!

CTR IMG