Excelの不具合の修復方法【Microsoft Excel】

日々の業務の中でMicrosoft社製の表計算ソフトExcelを活用する企業は少なくありません。

Microsoft Excelは活用するシーンが多いアプリケーションだけに、長く使い続ける中で何かしらの不具合が出ることもあります。

この記事では、Excelで不具合が発生した場合に修復する方法をご紹介します。

Excelの不具合の修復方法

今回は、Excelで不具合があった場合アプリケーションを更新して修復する方法をご紹介します。

アプリケーションの不具合ではなく、マクロの実行時に不具合があった場合はこちらの記事をご覧ください。

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Excelのアプリケーションを更新して修復

Excelのアプリケーションを最新バージョンに更新することで、修復されることがあります。

ご利用のモデルによって方法が分かれます。

下記2種類のモデルでの修復方法をそれぞれ解説します。

  • Microsoft 365 Apps
  • Microsoft Office Standard

Microsoft 365 Appsの場合

「Microsoft 365 Apps」(旧称「Office 365」)とは、クラウドベースのサブスクリプションモデルです。

Microsoft Office 365には、修復ツールが付属しています。下記の手順でExcelの不具合を修復します。

  1. エクセルを起動します。
  2. 画面左上の「ファイル」を押下します。
  3. サイドメニュー下部の「アカウント」を押下します。
  4. 画面右側の「製品情報」の中にある「更新オプション」を押下します。
  5. 表示されたメニューの「今すぐ更新」を押下します。
  6. 更新プログラムががあれば、ダウンロード・インストールが実行されます。
  7. 動作の不具合が解決されたかを確認します。

Microsoft Office Standardの場合

「Microsoft Office Standard」とは旧来からの買い切りモデルです。ここでは「Microsoft Office Standard 2016」を例にご紹介します。

下記の手順でExcelの不具合を修復します。

  1. コントロールパネルを開きます。
  2. 「プログラムと機能」を押下します。
  3. 「Microsoft Office~」を探します。
    (Office Home and Business、Office Personalなど)
  4. 見つかったら右クリックでメニューを表示し、その中の「変更」を押下します。
  5. 開いた修復方法の確認画面で、「クイック修復」を選択して「修復」ボタンを押下します。
  6. 動作の不具合が解決されたかを確認します。

設定から修復する方法

アプリケーションを起動し修復する方法ではなく、設定からアプリケーションを修復する方法をご紹介します。

Microsoft製のOfficeソフトにはデフォルトで修復機能が付いています。この方法はExcel以外のOffice製品(Word・PowerPointなど)でも使える機能なので、ぜひご参考ください。

該当バージョンはWindows10です。OSのバージョンにより、操作方法が異なる場合があります。
  1. 「設定」より「アプリ」を押下
  2. 「アプリと機能」より対象のアプリを選択
  3. 修復の実行

順を追って手順を紹介していきます。

「設定」より「アプリ」を押下

「スタートメニュー」より「設定」画面を開きます。
設定画面にて「アプリ」を押下します。

「アプリと機能」より対象のソフトを選択

「アプリと機能」欄からインストールされているOfficeソフトを押下します。
「変更」を押下します。

修復の実行

指定の修復パターンを押下します。修復機能には2種類の修復パターンが有ります。

  • クイック修復:インターネットに接続していなくても、ほとんどの問題をすばやく修正します。
  • オンライン修復:すべての問題を修正しますが、少し時間がかかり、処理中はインターネットに接続している必要があります。

まずは、クイック修復をしてみて、解決できなかった場合はオンライン修復を試みてもいいかもしれません。

改善しない場合

紹介した方法で改善しない場合は、Windowsのアップデートが原因となっているかもしれません。

Windowsのアップデートに関しては別のページで解説しています。

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それでも修復できない場合、開いているExcelファイルが破損している場合もありますのでご確認ください。

Excelの不具合の修復方法について

アプリケーションで不具合が発生した場合、最新のものに更新することで修復されることがあります。

これは、ExcelだけではなくWordやOutlookなども同様に修復できる可能性がありすので、不具合があった場合は下記を実施して修復してみましょう。

  • PCを再起動してみる。
  • 最新バージョンにアップデートしてみる。
  • 一度アンインストールして、再度インストールしてみる。

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