【解説】BTOとは?受注生産の仕組みと特徴

BTOとは

BTO(ビルト・トゥ・オーダー)は、注文を受けてから製品を作る方法です。パソコンやサーバーなどの製品でよく使われています。お客さんが選んだ内容に合わせて作るので、オーダーメイドのようなイメージです。

BTOの役割

BTOは、お客さんの要望に応じた製品提供や最新技術の導入などの役割を果たしています。以下にその主要な役割を簡単に説明します。

お客さんの要望に応じた製品提供

BTOは、お客さんが欲しい機能を自由に選べます。たとえば、データ分析には速い処理能力を、デザイン業務にはたくさんデータを保存できる部品を選べます。これにより、個々の用途に最適化された製品を提供し、お客さんの満足度を高めます。

ムダな在庫を減らす

注文を受けてから作るので、売れ残ってしまう在庫を減らせます。

最新技術の迅速な導入

最新の部品をすぐに使ってパソコンを作れます。

BTOの仕組み

BTOは、お客さんの注文をもとに製品を作るシンプルな流れです。以下でそのステップを紹介します。

1.注文する

お客さんがメーカーのウェブサイトやお店で、欲しい部品を自由に選びます。

2.作る

工場で選んだ部品を使ってパソコンを組み立てます。

3.届ける

完成したパソコンをお客さんのもとに届けます。

BTOのメリット・デメリット

BTOは自由度が高い一方、注意点もあります。メリットとデメリットを確認してみましょう。

BTOのメリット

  • データ分析やデザインなど、業務に最適なパソコンを作れます。
  • 新しい部品をすぐに取り入れて、効率的な業務環境を整えられます。

BTOのデメリット

  • 届くまでに時間がかかる場合がある
  • 値段が高め

BTOパソコンと既成PCの違い

BTOパソコンは、注文時に部品を選んで自分専用のパソコンを作れるタイプです。一方、既成PCは、あらかじめメーカーが決めた仕様で販売されているパソコンです。以下に、両者の違いを表でまとめました。

BTOパソコン 既成パソコン
カスタマイズ性 高い 低い
価格 高い 手頃
納期 翌日~3週間(メーカーによる) すぐ購入可能
用途 ゲーム、動画編集など ネット閲覧、書類作成、動画視聴など
一般的な用途の観点 高性能だが、普段使いには必要以上のスペック 普段使いに十分な性能。コスパが良い。

用途に合わせたスペック

企業では、業務内容に応じてさまざまなツールを使います。以下に、代表的なツールと、それを使う場合に適したBTOパソコンのスペックを簡単に紹介します。

一般的なオフィス業務

Microsoft Officeでの書類作成やデータ管理に、中程度の処理能力(46コアの最近のCPU)、816GBRAM256512GBSSDが適しています。

クリエイティブ業務

Adobe Creative Cloudでのデザインや動画編集に、高い処理能力(68コアの最近のCPU)、1632GBRAM512GB1TBSSDが適しています。

具体的な製品選びは、別の記事を参照してください。

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まとめ

BTOパソコンは、注文時に自分好みの部品を選んで作るパソコンです。自由にカスタマイズできたり、最新の技術を使えたりするのが魅力ですが、届くまでに時間がかかったり、価格が高めになったりすることもあります。ゲームや動画編集など、特別な用途で高性能なパソコンが必要な人におすすめです。

一方、既成PCは、店頭やオンラインですぐに買えるパソコンです。価格が手頃で、すぐに手に入り、ネット閲覧や書類作成などの普段使いには十分な性能を持っています。

結局のところ、どんなパソコンを選ぶかは、何をしたいか、どのくらいの予算があるかで決めればよいです。ゲームや動画編集にこだわりたいならBTOパソコン、すぐに使えてコスパの良いものがいいなら既成PCを選ぶと良いでしょう。自分の目的に合わせて、何のパソコンにするのか考えてみるとよいでしょう。

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